神戸市が市内の高齢者を対象に、新型コロナウイルス流行前後の心身の状態を尋ねるアンケートを実施したところ、コロナ禍で運動機能の低下やうつの傾向がみられる人が増えたことが分かった。
外出自粛が続く中、趣味や運動、ボランティアなど「社会参加」の機会が減り、健康と要介護の間の虚弱な状態を示す「フレイル」に陥っている可能性が高いという。
市内3地域の65歳以上の市民に、市は2020年1~2月に介護予防などに関する調査を実施。 また「生きていても仕方ないと思う」「他の人より物忘れが多いと思う」など15項目のうち、五つ以上該当した人をうつ傾向があるとみなす設問は、昨年から4・4ポイント増の35・2%がうつ傾向に。
市はコロナ禍でフレイル状態となる危険性が高まっているとみている。丸山佳子介護予防担当課長は、高齢者らに「感染対策をした上で、生活の中にフレイル予防を取り入れて」と訴えている。
出典元:https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202109/p1_0014652536.shtml
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