【2022年最新版】シニア向けSNSおすすめ6選

最近はシニア層も積極的にインターネットを利用するようになりました。シニア向けのSNSに参加する人が増えています。

SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、日本語で「会員制交流サイト」と表現します。 SNSでは、スマホやパソコンを使ってオンライン上で人間関係を構築することができるため、別名「ネット交流サービス」と呼ばれることもあります。

一般的には、Facebook(フェイスブック)・Twitter(ツイッター)・Instagram(インスタグラム)などが有名です。

出典:http://www.toha-search.com/it/sns.htm

SNSはどんな人に向いているでしょう? 例えばあなたがこんなことをしたいと思ったらSNSに参加するのが良いかもしれません。シニア向けSNSの殆どが、匿名性のコミュニティサービスなので個人情報も守られています。

  • シニアでできる趣味がほしい
  • 同年代の友人を作りたい
  • 日記、写真など自分の記録を残していきたい

生活をより豊かに楽しみたいシニアは、シニア向けに特化しているSNSを利用すると良いでしょう。この記事ではシニア向けのSNSサービスの違いを紹介しています。あなたに合ったSNSを見つける参考にしてください。

目次

シニア向けSNSで人気のサイト

シニア向けに作られたサイトは、シンプルで分かりやすいシステムになっているところが多くあります。気軽にはじめてみて、自分に合わなければ退会することも簡単です。まずは人気のシニア向けSNSを紹介します。

※サイトのトップページ画像はすべてスマホからのアクセスした時に表示される画像です。パソコンからのアクセスすると違うトップページになります。

らくらくコミュニティ

FCNT株式会社が運営する国内最大級のシニア向けSNSです。会員数は230万人*と発表されています。*2021年7月現在、FCNT株式会社資料より。

基本的にNTTドコモで販売されているらくらくスマートフォンのために作られたシニア向けSNSのため、らくらくスマートフォン*との相性は抜群に良いでしょう。もちろん、らくらくスマートフォン以外のスマートフォンからでも同じように利用できます。*FCNT株式会社資料によると、会員の87%がらくらくスマートフォンユーザーです。

サイトは大きめの画面構成や文字で作られているので、シニアには苦手意識のあるスマホの小さな画面でも使いやすく設計されています。内容も日記や写真投稿の他にシニアのための情報や面白そうなコンテンツがたくさん揃っています。

会員の男女比は男女50%と発表されています。年代比は50代~80代となっています**2021年7月現在、FCNT株式会社資料より。

会員数が多いので、友人作りに良いかもしれません。まずは登録してみて他の人の日記や写真投稿を見ることから始めてはどうしょう。

らくらくコミュニティの特徴として、SNSに慣れていないシニアユーザーに安心、安全を提供するために24時間365日、専任スタッフが投稿内容をチェックしています。 利用規約・ガイドラインに反する内容が確認できた場合は投稿削除、利用停止の対応をしているそうです。

SNS利用が初めてのシニアには安心して始められるSNSでしょう。

会員数が多い。
コンテンツがたくさんある
スマートフォンから利用しやすい
専門スタッフが投稿内容をチェック

らくらくコミュニティへ行く

趣味人倶楽部

50〜70代のおとな世代をメインユーザーとした趣味で繋がる匿名制のコミュニティサービスです。コミュニティ・イベント・⽇記などでオンライン・オフラインを問わず活発に会員同士の交流が図られています。株式会社オースタンスが運営しています。

数字で趣味人倶楽部を見てましょう。会員数は約35万人、約3.5万の趣味のコミュニティがあり、月間のオフラインイベント数も約1,600回、オンラインイベントも約100回開かれているそうです。会員属性をみると、男性は60代前半が多数を占め、女性は50代後半の構成になっています。株式会社オースタンス資料より。

同じ趣味仲間と、SNSとリアルの両方で交流できるコンテンツが多いのが特徴で、オフ会を通じてアクティブな活動もしたいシニアに向いているSNSでしょう。

日記、写真投稿などが多い
趣味の交流できるコミュニティが多い
オン・オフのイベントが多い

趣味人倶楽部へ行く

ナビトモ

ナビトモは、今年で開設20周年を迎えた“アクティブシニアの生き方探し、友達作り
を応援”するコミュニティサイトです。毎月1万人以上のアクティブシニアが集まり、趣味の発表やブログの公開、サークル活動など活発な交流が行われています。運営は松竹ブロードキャスティング株式会社です。

同世代の人とブログやギャラリーを通して交流するSNSです。会員数は約3万人です。ナビトモ事務局がユーザーが安心して快適にご利用いただけるように、日々サイト内のパトロールを「人」と「システム」で実施しているそうです。

ネット上の交流だけでなく、リアルの場で事務局主催のオフ会や各種イベントを開催しています。イベントへの参加は任意となっておりますので、インターネット上だけのお付き合いだけでなく、リアルの場でも交流したい、という方にもおススメです。

日記、写真投稿ができる
同じ趣味仲間を探すことができる
サークルや事務局が主催するイベントが実施されている

ナビトモへ行く

Slownet(スローネット)

Slownet(スローネット)は『始める』、『繋がる』をテーマとしたセカンドライフを楽しむアクティブシニアのためのコミュニティーサイトです。60代、70代を中心にした会員が活動しています。趣味がない、同世代との交流が欲しいと思う方々に交流や趣味探しをサポートしています。※サイト概要より

会員数は約9万人。9.8%が65歳以上、平均年齢は66.8歳です。男性が約3/4を占め、男性中心になっています。近年は女性会員は増加傾向にあるとのことです。運営はイメージナビ株式会社が行っています。*Slownet媒体資料より

トップページに新着順で表示される「新着記事」を楽しむ以外に、自分のブログを開設したり、写真投稿ができ、会員同士の交流が図れます。サークルに参加したり、作ったりする機能もあります。文章と1枚のみの写真が投稿できる「つぶやき」という短文を投稿する機能があります。ツイッターに似た感じの機能です。

多くのシニアが、アクティブにサークル活動などを通して活発な交流が行われています。ネット上だけでなく、リアルの場でも交流したいと思っている活動的な方にお勧めなSNSです。

日記、写真投稿ができる
つぶやき機能で簡単投稿が可能
サークル活動が活発

Slownetへ行く

アクシアネット

アクシアネットは、50代からのアクティブシニア向けの会員制コミュニティサイトです。趣味・就業・仲間など50歳からの「やりたい」を応援するSNSです。運営は、介護業界シェア1位「ニチイグループ」です。「楽しむ・つながる・はたらく」をコンセプトにして充実した毎日が過ごせるようなきっかけ作りを提供しています。

※2022年12月サイトにアクセスできなくなっています。詳細不明。

アクシアネットの一番の大きな特徴は、仕事を検索して、応募することまでできることです。仕事の内容は介護関連です。ニチイのお仕事か、ニチイに登録して派遣先で働く形態をとるようです。

通常のSNSのような日記、写真投稿だけでなく、働く気力のあるシニアには情報収集と合わせて力になってくれるSNSかもしれません。

日記、写真投稿ができる
イベント参加が可能
シニア世代向けのボランティアや仕事が探せる

アクシアネットへ行く

シニアコム

シニアコムは、2000年のオープンした50歳以上の方、特に60歳代を中心とした女性向けの情報サイトです。会員数は11万人、会員は50代以上の男女で構成されており、男女比は男性57%、女性43%となっています。*シニアコム媒体資料より。女性向け情報サイトとなっていますが、男性会員が多いのはご愛嬌でしょう。

会員はブログ・フォトの投稿やメッセージのやり取りを通してコミュニケーションを楽しむことができます。会員はプレゼント応募やポイント交換に参加でき、定期的に更新される記事やプレゼント情報などをメールでお知らせするサービスが利用できます。

ブログ・フォトの投稿やメッセージのやり取りができる
女性向けの情報が多い
プレゼント応募やポイント交換に参加できる

シニアコムへ行く

シニア向けSNSを利用するメリット

新しい出会いに期待できる

このページ紹介したシニア向けSNSは大体が50歳以上の方を対象としたサイトになっています。リタイアした人だと社会と繋がりがこれまでのようになくなってしまいがちです。

シニア向けSNSは、同年代との新しい出会いや友人作り、趣味と出会うきっかけ作りに役立つでしょう。引きこもりがちにならずに、インターネットの世界に出ていくことで新しい世界が開けることでしょう。

シニア向けに作られたSNSであれば、パソコン、スマホなどでも見やすい大きな字で作られていたりします。操作も簡単にできるように設計されているところが多いのでパソコン、スマホの操作に疎い人でも使いやすいです。

認知症防止に役立つ

アメリカのある調査によると、シニアのSNS利用はメリットが多く、とくにリタイア世代にとってうつ病や抑うつ神経症等のリスクを低下させることが明らかとなっています。高齢者のSNS利用は孤独感を紛らわせ、精神栄衛生上良いことが調査でわかりました。

シニアは年齢を明かしSNSを利用する傾向が高く、投稿する内容がそれまでの長い職業生活や家庭を営んできた実感、人生経験などから生み出される示唆に富んだコンテンツが人に刺激を与えて尊敬されるため、自己肯定感が高まるからだと考えられます。

国民生活基礎調査によると、介護理由の15.8%を占めているのが認知症です。しかし、認知症は、コミュニケーションが活発で、人間関係が充実していると起こりにくいということが明らかになっています。SNSなどにパソコンやスマホで日記をつけるなど、指先を使う行為が認知症予防につながるというのは、定説となっています。

孤立対策のためのSNS利用

核家族であった生活で子供の独立によって夫婦二人暮らしが増えてきました。また、配偶者が亡くなることで独居老人もますます増えてきます。

昭和時代のような近所付き合いも無くってしまった現代において、リアルなつながりが無くなってしまう可能性が大いにあります。

でも、SNSを活用すれば、自宅に居ながら簡単に誰かと繋がることが出来ます。同じ趣味の話や日常の些細なことでも誰かと話したりすることで孤独から離れることができます。

シニア向けSNSを活用して、楽しくアクティブな生活を目指して欲しいと思います。

シニアがSNSを利用するときの注意点

個人情報の扱い

インターネットは誰が自分の投稿(日記・写真)を見ているかわかりません。詳細な個人情報を載せてしまうと、悪用する人が出てくる可能性もあります。お子さんやお孫さんなど家族のことが特定出来てしまうような情報は注意が必要です。

軽い気持ちで掲載したものが危険を引き寄せることがあります。SNSに投稿する際は、これらの点を確認してから行うようにしましょう。

誹謗中傷の書き込みをしない

自分の意に沿わない投稿や攻撃的なコメントがあっても相手を誹謗中傷するような書き込みはやめましょう。パソコンや携帯電話の中だけと思わず、それが現実社会であったら感じるか、どう思うかをつねに頭に置いておけばいいわけです。

道ですれ違っただけの人に住所を教えたり討論を挑んだりしないのと同じです。

スマートフォン(スマホ)の見過ぎに注意

寝る前にスマホの明るい画面を見ていると、脳が昼間と錯覚してしまいます。そのため、メラトニンの分泌量が抑制されて意識が覚醒し、眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こす場合も。

寝つけなかったり、眠りが浅かったり、疲れがとれないなどの症状がある場合は、就寝前のスマホの使用を控えるようにしましょう。

SNS依存症

「自分の投稿にコメントがつかないと不安」「他のSNSユーザーの投稿が気になり、一日中スマホを手放せない」など、自分の生活がSNSを中心にまわり始めるのをSNS依存症といいます。

「多くの人に自分の投稿が認めてもらえた」といった体験はとても気持ちの良いものですが、一方でSNSを手放すことが難しくなり、深刻なケースでは医療機関による治療が必要となることもあります。

こういった依存症にならないために、SNSの使用を制限する「SNSデトックスの日」を作ることが効果的です。週1 or 月1でインターネットにアクセスしない日を作ると、依存症を軽減できます。

シニア向けSNSおすすめ6選まとめ

SNSは多くの人とインターネットを介してつながれる便利な道具ではありますが、利用する場合はデメリットに注意して、依存しすぎないようにすることが大切です。

SNSに振り回されないためにも、同時にリアルなコミュニティや人とのふれあいにも目を向けていきましょう。

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