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【スケートインソール】「高齢者の転倒を減らしたい」介護施設で歩行支えるインソールをオーダーメード

フィギュアスケート靴の中敷きを製造販売する「スケートインソール」が、介護施設でオーダーメードのインソールを使ってもらう取り組みを進めている。

きっかけは、名取良子社長の80代の母親が転ぶようになったこと。加齢とともに筋力が低下すると土踏まずがなくなり、足のアーチが崩れて体重を支えにくくなると言われる。コロナ禍で外出が減り、脚力も衰えやすい。 名取社長は「人ごとではない」と開発を始めた。

もともと、硬い氷の上でジャンプするスケート選手の足を守るため、着地時の強い衝撃をやわらげるインソールをつくっていた。コロナ禍の渡航制限で海外大会への出張販売ができず、海外売り上げは9割減。別の柱をつくる必要を感じたことも、高齢者向け市場への挑戦につながった。

同社のインソールは、個々人の足のサイズや歩き方に応じ、数百のプラスチック素材などを組み合わせ、靴底に敷いて足裏の土踏まずを持ち上げる。靴底と足裏の間に「空間」ができ、足をアスファルトに着けた時の衝撃が体に伝わりにくくなって、歩行時のふらつきが減るという。

介護大手「SOMPOケア」が都内2カ所で運営する老人ホームで昨秋、入居者に使ってもらったところ好評だったという。より多くの人たちに試してもらおうと、10月中旬からクラウドファンディングサイトでも売り出す。

出典元:https://www.tokyo-np.co.jp/article/134288

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