敬老の日の18日、高齢者らの健康増進や仲間づくりを目的とした「健康マージャン」の交流大会が岡山市内のマージャンクラブであり、参加者が和気あいあいと卓上の駆け引きを楽しんだ。
健康マージャンは、金銭を賭けない▽酒を飲まない▽たばこを吸わない―の三つのルールが特徴。頭や指先の運動になるため認知機能の維持に効果があるとされ、各地で高齢者らに親しまれている。
大会は60代を中心に岡山県内の約50人が実力別で2クラスに分かれ、4人一組で3ゲームずつ卓を囲んだ。参加者は腕を組んで捨てる牌(はい)を悩んだり、高得点の役をそろえて笑顔を見せたりと一喜一憂しながら盛り上がっていた。
最高齢の女性(91)=同市北区=は「大勢で集まって頭を使いながら楽しめ、健康にもつながりそう」と笑顔だった。
大会は、県内の愛好家でつくる「県健康マージャン協会」(同下中野)が2018年から開催している。