paralreal(パラレアル)は7月12日、熊本県苓北町にて高齢者向けのメタバースサービス事業の企画創出とメタバースの実証に取り組みを進めると発表した。
paralrealはメタバースを活用したイベント企画やコンテンツ開発を手掛ける。熊本県苓北町では 町職員・訪問相談員が高齢者を訪問し会話する中で「孤独で不安な気持ちを抱える高齢者の増加」を実感するという。その課題をメタバースを活用した相互コミュニケーションツールにより、仮想空間上での交流の場を提供。さらに、高齢者同士だけでなく、中学生と交流することでメタバースへの拒否感や、消極的な気持ちを取り除き課題の解決に大きく寄与すると考えた取り組み。
行政職員、高齢者専門員、民間等で構成する協議体「めたばあす課 」を開設し運営を支援するほか、課題抽出と解決ビジョンの策定、事業者受入態勢を整備。簡易実証の実施と実証実験における実証フィールド確保し、事業化に向けた人材育成研修を実施する。