【茨城県警の新策】高齢者の防犯意識を刺激する“巡回連絡”が6月開始!信頼と説明力が成功のカギ

茨城県警察が、高齢者の防犯意識を高めるため、全53万世帯を訪れる「巡回連絡」の活動を6月から開始します。この活動では、地域警察官が主導し、電話詐欺防止、住宅侵入盗の対策、災害時の早期避難などを説明します。これらの情報を含むチラシを配布し、各家庭を1つずつ丁寧に訪れる予定です。

既に試行が始まっており、高齢者からは良好な反応が得られています。行方市の自動車整備工場では、地域の高齢者たちが警察官の話を真剣に聞き、理解した様子を見せました。また、一部の警察署では、活動開始前に高齢者たちに集まってもらい、活動の目的や伝える内容を説明する独自の取り組みも行っています。

県警の目標は、1年間で65歳以上が暮らす全世帯を一巡すること。地域警察官の役割が重要とされ、住民との信頼関係を築きつつ、直接対策を実行するよう働きかけています。さらに、警察官の説明能力も鍵となり、高齢者が警察官を信頼し、対策に取り組むことで被害防止が期待されます。警察官には、なぜ対策が有効なのかを理解し、説明する力が求められます。

活動開始に向けて、県警はマニュアル作成やチラシの準備など、準備を進めています。県民の「防御力」向上を目指すこの取り組みは、防犯活動の新たな形として注目を集めています。

引用元:https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16852820242715

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