NHK NewsWebより
道路交通法の改正で、ことし5月から違反歴のある75歳以上の高齢ドライバーが免許を更新する際、「運転技能検査」を義務づけられていますが、警察への取材で、茨城県内では先月末までのおよそ半年の間にのべ1240人がこの検査を受け「不合格」となり、免許を更新できなかったか、その可能性がある人が116人いることがわかりました。
高齢ドライバーが関わる重大な交通事故が全国で相次いだことなどを受けて道路交通法が改正され、ことし5月から信号無視や速度超過などの違反歴がある75歳以上の高齢ドライバーが免許を更新する際には、「運転技能検査」を受けることが義務づけられました。
検査は、指示された速度で走行できるかや、標識や信号などに従えるかなどの5項目で評価され、一度「不合格」になった場合でも免許の更新期限の間は何度も受験できます。
警察によりますと、茨城県ではこの検査が始まってから半年にあたる先月末までにのべ1240人がこの検査を受けたということです。
また、この半年間で「不合格」となり、更新できなかった人や更新できない可能性のある人はあわせて116人になるということです。
警察は、年齢や病気を理由に運転に不安がある人については免許の返納などについて相談してほしいとしています。また、自動ブレーキやアクセルペダルの踏み間違い防止などの安全機能を備えたサポートカーの利用なども検討してほしいとしています。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20221219/1070019478.html