正月準備を通して世代間の交流を深める「川之石ふれあい三世代交流会」が11日、愛媛県八幡浜市保内町川之石の地区交流拠点施設「みなせ」であった。小学生から高齢者まで約60人が一緒になってしめ縄を手作りした。
子どもたちは動画で作業手順を確認した後、しめ縄作りに挑戦した。力いっぱいわらをねじりながら締めるも次第に緩み悪戦苦闘。講師役の地区の高齢者が「わらに癖をつけておくとやりやすい」などとアドバイスしていた。
親子で参加した川之石小2年の女子児童(7)は「下の飾りを取り付けるのが難しかった。おじいちゃんにあげるので喜んでくれたらうれしい」とにっこり。母親(32)は「親子でイベントに参加したのは初めて。楽しかった」と話していた。