高齢者に食べることへの意欲を持ってもらうおうと、大田市の歯科医師などのグループが、さまざまな料理の写真を載せたカードゲーム作りの準備を行いました。
大田市の歯科医師や理学療法士などで作る「大田食支援研究会」は、飲み込む力が弱まったり、家族が減って料理をする気力がなくなったりした高齢者に、食べることへの意欲を持ってもらうため、さまざまな料理の写真を載せたカードゲーム作りの製作を進めています。
8日は、研究会に協力している松江市の松江栄養調理製菓専門学校で、教員2人がパスタと天ぷらを作りました。そして、丁寧に皿に盛りつけてカメラで写真を撮影しました。
研究会は、鍋やローストビーフ、それに酢豚など、人気の高い料理54品の写真を載せたカードゲームを完成させることにしています。
「大田食支援研究会」でカードゲームを発案した理学療法士の竹下幸枝さんは、「お店でメニューを見るときのように、自宅でも食べる意欲を持てるように使ってほしい」と話していました。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20221208/4030014654.html