老人ホームの入居権を譲ってほしいなどと持ち掛け金銭を求める詐欺の電話が急増していて、国民生活センターが注意を呼び掛けました。
高齢者に対し「有料老人ホームなどに入居する権利を譲ってほしい」などと持ち掛ける詐欺の電話に関する相談は、今年度は685件に上り、昨年度の148件から急増しています。
相談者のおよそ8割が70歳以上で、そのうち9割が女性でした。「入居権がある」と告げたうえで「入居しないのであれば名義を貸してほしい」と持ち掛け、承諾すると金を要求されるということです。
国民生活センターは、相談件数が3000件を超えていた2014年度から時間が経過し、新たな標的を狙った同様の手口が再び増える恐れがあるとしています。
引用元:https://www.khb-tv.co.jp/news/14787472