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福井・鯖江の企業、シニア向け新ウエア 「いつだれが着ても美しい服」掲げ

福井県鯖江市の「冨士経編(たてあみ)」が4月上旬、新商品「keamu(ケアム)」の販売を始めた。

留める時のずれ防止のため、ステッチによる目印が付いている白衣など医療向け衣料や、ホテルのルームウエアなどを手がける同社のシニア向けブランド「mille vies(ミルヴィー)」新シリーズ。

在宅医療など地域包括ケアシステムの進展を見据え、「年齢を重ねても、介護が必要になっても、いつだれが着ても美しい服」をコンセプトに開発した。開発に当たり、市内のデザイン事務所「TSUGI」や、東京を拠点にファッションブランド「KENJI HIKINO」を展開するデザイナー・引野謙司さんとタッグを組んだ。

要介護1~2のシニア層を主なターゲットとする一方、けがによるリハビリを必要とする若年層などへの浸透も図る。第1弾商品は、スタンドカラーシャツワンピース、クルーネックチュニックシャツ、シャツジャケット、テーパードクロップドパンツのレディース4アイテムで、各アイテムともオフホワイト、ライトベージュ、ネイビーの3色をそろえる。

TSUGIの谷口良美さんは「花柄や総柄が多かった従来のケアウエアのイメージを一新すべく、ミニマルなデザインとした」と話す。 見た目とともに、綿の吸水性とポリエステルの速乾性を生かした構造とするなど着心地にも配慮。 トップスの袖には着脱に便利な隠しスナップボタンを、パンツの裾にはサポーターの着脱などを考慮したファスナーをそれぞれ付けるなど機能性向上にも気を配った。

5月9日まで、TSUGI併設のセレクトショップ「SAVA! STORE」で商品を展示するポップアップイベントを行う。 実際に着用し接客に応じる谷口さんは「母の日のギフトにもお薦めの商品で、ファッションアイテムの一つとして手に取ってもらえれば。ストールなどと合わせておしゃれに着こなしてもらえるとうれしい」と話す。

引用元:https://fukui.keizai.biz/headline/982/