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意外と難しい「おへその掃除」問題…医師の明かす「オススメのそうじ方法」

あなたは「おへそのそうじ」をする派? それともしない派?

耳あかは自然に外に押し出されるので、基本的にはそうじをしなくても大丈夫なのだが、それ以上に問題なのが「耳かき」という行為に伴う快楽に惹き寄せられて癖になってしまい、外耳道炎などの障害を引き起こしている人が少なくない。

ではおへそのそうじはどうなのか。そこに快楽はあるのだろうか。そもそも「へそのごま」の正体は何なのだろう。

順天堂大学元先任准教授で、現在は千葉県成田市にある岩沢クリニックに勤務する太田剛志医師(婦人科腫瘍学)は一刀両断する。

「へそのごまは、ただの垢です。垢とは皮膚の角質が古くなって脱落したもの。溜めたところで役には立たないし、逆に悪臭の元になるだけです」

ならばおへそのそうじは積極的にするべきなのか――。これについては、医師の間でも意見が分かれるらしい。

私(太田医師、以下同)は『痛くならないようにそうじする』ことを推奨しています」 へそを触るとなぜおなかが痛くなるのか胎児期の赤ちゃんがお母さんから栄養の供給を受けるために存在する「へその緒」。

生れ出て肺呼吸が始まればへその緒は不要となり、血流が途絶えて脱落する。だから『へそをいじるな』という医師の意見は一理あるのです」

じつは手術での「へその利用」が進んでいる 近年、外科手術の手技として腹腔鏡手術やロボット手術の導入が進んでいるが、その際におへそは利用される。

腹膜一枚張っているだけなので簡単に腹腔鏡を挿入できるうえ、おへそそのものには神経も血管もないので安全だ。お腹の表面に開ける穴を一つ減らすことができるので、審美面でも優れている。

最近では「単孔式」といって、へその穴だけを利用して胆石や胆のうポリープ、大腸がんなどを腹腔鏡で切除する手術を行う医師も出てきているほどだ。

おへそを利用する手術の前には、衛生上の理由から「そうじ」が行われる。「完全に蓋がされていればそうでもないけれど、内部が見えるような形状の人は、ごま(垢)のにおいが洩れてくることがあります」太田医師によると、へそのごまのにおいは、ピアスの穴に垢が溜まったときに発する悪臭に似ているとか。

太田医師は、「においが気になるなら、やり過ぎない程度にそうじをすればいい」という意見だ。 太田医師によると、おへそが浅い人はそれほどにおわないので、放置しても構わない」とのこと。でべその人は腹膜が外側に出てしまっているので、これはアンタッチャブルだ。

へそのごまの正体は「垢」なので、放置すれば異臭を発することになる。へその底は「腹膜一枚」の脆い構造なので、そこを触るのは危険だ。

そうじをするならへそ全体を湿らせて、ごま(垢)をふやかしてから、側面だけを綿棒などでやさしく撫でるようにして取り去ること。ちなみにおへそは耳と違って、引っ搔いても快楽物質は出てこないとのこと。

出典:https://bunshun.jp/articles/-/49202

 

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