川崎フロンターレと健康食品関連事業などを手掛けるサントリーウェルネス株式会社が連携し、かわさき記念病院の認知症デイケア参加者とオンライン上で交流を深めた。
高齢者や認知症の人にフロンターレを知ってもらい、サポーターとして地域を支える存在になってもらうことが狙い。
イベントは世界アルツハイマーデーにちなんだ9月21日に開催。 感染症対策のため、同チームが運営するスポーツ施設「フロンタウンさぎぬま」にあるスタジオと、かわさき記念病院をオンライン映像で接続。
プログラムでは、健康教室や介護予防事業を実施しているインストラクター考案の脳トレやサントリーウェルネスとのコラボタオルを活用した体操が行われた。
普段とは違うデイケアサービスに参加者は「とても楽しかった」と感想。 病院で集めた手書きの応援メッセージや「好きです かわさき 愛の街」をテーマにした体操をサプライズで披露し、チームを支える思いを伝えた。
「支えられる人から支える人へ」をコンセプトに、高齢者や認知症の人がクラブや地域を支える存在になっていくことを目指している。同社とフロンターレは、これまで録画映像で同病院のデイケア参加者に健康体操を提供してきたが、今回中継で実施された。