静岡県動物保護協会湖西支部はこのほど、湖西市新所岡崎梅田入会地の特別養護老人ホーム光湖苑で、施設利用者に動物と触れ合う機会を提供する訪問活動を行った。同協会に登録するボランティア3人と飼い犬3匹が施設を訪れ、デイサービスの利用者と触れ合った。
訪問したボランティア犬はポメラニアンと黒柴、プードルの3匹。いずれも人と触れ合う訓練を受け、福祉施設の訪問や学校での動物愛護教室などに協力している。同日は約30人の利用者がグループに分かれ、犬を膝に乗せてなでたり、名前を呼んで微笑みかけたりした。過去に自分で飼っていた愛犬を思い出し、涙を拭う利用者もいた。
同協会では毎年、希望する福祉施設を対象にした訪問活動を行っている。市内では本年度、同所を含む2施設を訪問する予定。