高齢者に「自分史」贈る 浜松・聖隷クリストファー大生が冊子作成

浜松市北区三方原町の聖隷クリストファー大リハビリテーション学部作業療法学科3年生22人がこのほど、同区細江町の有料老人ホーム「浜松ゆうゆうの里」を訪れ、事前に取材した入居者6人の人生を振り返る「自分史」を寄贈した。

学生は6月のインタビューで、これまでに重ねた経験や思い出などを入居者に尋ね、写真や絵を交えて冊子を作成した。炭素の研究に長年励んできた稲垣道夫さん(87)の冊子は、論文や学術書を参考にしたデザインに仕上げ、過去の研究成果などをまとめた。

作成した八木晴香さん(20)は「インタビューの時より、稲垣さんの笑顔が多く見られて良かった」と話した。稲垣さんは「冊子だけでなくデータも頂いたので、自分で内容を付け加えたい」と意欲を見せた。自分史の作成は、高齢者の生きがいの再発見や人生の肯定につながると期待される。同大は取り組みを5年以上続けている。

引用元:https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1279746.html

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