今年1月から5月までに福島県内で発生したなりすまし詐欺は19件で、被害額は1800万円あまりと、いずれも去年の同じ時期に比べて減少していることが分かりました。
県警察本部によりますと、今年1月から5月までに県内で発生したなりすまし詐欺は19件で、去年の同じ時期と比べて28件減少しました。被害額は、1862万円で8469万円少なくなっています。
手口別では、訪問型のキャッシュカード詐欺が全体の3割を占める6件と最も多くなっています。年齢別にみると、被害者のおよそ8割が65歳以上の高齢者でした。
警察ではキャッシュカードを要求されたら詐欺を疑い、「キャッシュカードを渡さない」「暗証番号を教えない」などの対策をとるよう呼びかけています。