秋田市の高校生が、新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされていた高齢者施設でのボランティア活動を再開した。
秋田市の聖霊高校では、生徒が毎年さまざまな施設を訪問し、支えあい心を育んでいる。26日は、2年生の生徒8人が市内の特別養護老人ホームを訪れ、入所者が使う車いすを雑巾や歯ブラシできれいにしたほか、実際に操作して介護の大変さを学んだ。
生徒: 「思ったよりもタイヤが大きくて、洗う部分もすごくあるので、大変なんだろうなと思った」
生徒は、新型コロナで制限されていた入所者との交流も楽しんだ。
生徒: 「祖母の介護などに、今回学んだことを生かしたい」
中通アネックス 施設支援課・佐々木明美係長: 「視野を広げるような時間であってほしいと思ったし、将来の就職の一つとしても生かしてほしい」
聖霊高校は、今後もボランティアを続けていきたいとしている。