7月からボタン一つで1人暮らしの高齢者の生活をサポートするサービスが福島県広野町で始まる。その名も「マゴコロボタン」だ。
広野町で行われた説明会に集まったのは、町内で一人暮らしをする75歳以上の高齢者。
視線の先にあるのが、広野町で7月から運用が始まる「マゴコロボタン」。
「(鳴る)お薬を飲む時間になりました」
利用登録をすると、薬の服用時間や災害情報熱中症アラートメッセージなど生活に欠かせない情報をアナウンスして教えてくれる。さらに…
アナウンス:「ボタンが2回押されました、折り返しのお電話をお待ちください」
福島テレビ・高野愛梨記者「このようにボタンを2回押すことで、社会福祉協議会と繋がり、買い物の代行や病院の付き添いを頼むこともできます」
また、ボタンを押した日時や回数は町が管理するため、一定期間利用がない場合や災害時には、安否確認の手段としても活用される。
広野町健康福祉課・秋田さとみ主査:「持っているだけで、お守りになるような見守られてるって、安心出来るようなサービスになります」
高齢女性:「受け答えはしてくれるから一時的な安心感はあるよね」
正に「マゴコロ」がこめられたこのボタン。町内で一人暮らしをする75歳以上の高齢者が対象で、すでに30人ほどが利用を希望しているということだ。
引用元:https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/2023/05/2023052900000016.html