20日まで行われた春の全国交通安全運動で県内は「高齢運転者の事故防止」が重点とされていましたが、高齢運転者の事故は前の年とほとんど変わりませんでした。
春の全国交通安全運動は5月11日から20日まで実施され県警のまとめによりますと期間中、県内の交通事故は115件で前の年と比べて19件減りました。
けがをした人は139人で、11人減り、亡くなった人はいませんでした。今回の運動で県内では「高齢運転者の事故防止」が重点になっていました。
しかし、高齢者運転の事故は36件にのぼり前の年より2件減っただけでした。
県警では今後も高齢運転者への啓発を続けていくということです。運転に不安があれば北信、東信、そして中南信の免許センターや警察署などに設けられた安全運転相談窓口を利用するよう呼び掛けています。