宮城県白石市の自動車学校と警察が22日、特殊詐欺防止と交通事故防止に向けた連携協定を結びました。
白石市福岡の南蔵王自動車学校で行われた締結式には、自動車学校長や白石警察署長らが出席しました。協定は、警察が進める犯罪や交通事故の起きない社会に向けた取り組みに南蔵王自動車学校が日常の業務を通じて協力するとしています。
白石警察署管内では、去年12月までの1年間で13件、金額が約1400万円の特殊詐欺が発生し、件数と被害金額も増加傾向にあるということです。
白石警察署 長谷川康生活安全課長:
「特殊詐欺の被害及び交通事故については、高齢者が被害にあわれることが多いので南蔵王自動車学校が行う高齢者講習の場を借りて被害の防止に協定を締結した」
南蔵王自動車学校では、特殊詐欺防止のチラシを受講する高齢者に渡すなどし、広報に協力するとしています。