長野放送より
小学生のお手柄です。長野県富士見町の小学6年生の男子児童が道に迷い帰宅できずにいた高齢者の保護に協力したとして、警察から感謝状がおくられました。
茅野警察署の署長から感謝状を受けとったのは、富士見小学校の6年生、三井快信さん(12)です。2月7日午後6時頃、三井さんは塾からの帰宅途中、80代の男性から「道に迷って家に帰れないから助けてください」と声をかけられました。
三井さんは持っていた携帯電話で110番通報。その後、犬を散歩していた男性に助けを求め、一緒に警察が着くまでの間、男性に寄り添い、一緒に待ったということです。男性はけがもなく、無事に家に帰ることができました。
署長:
「ほんと快信くんありがとね、よく110番してくれた。声かけられて、すぐちゃんと話をしたんだよね、大したもんだ」
三井快信さん:
「(男性は)寒そうな格好をしていました。このまま寒いとかわいそうだし、ほっとけないなと思って助けました。夜だったので、怖かったです」
Q.頑張れたのは
「おじいさんのためです」
警察は「男性はあのままだったら、気温低下による体調不良や事故の危険もあった。適切に110番通報をしてくれて、とてもありがたい」と三井さんの勇気ある行動に感謝しています。
祖父の三井盛信さん:
「6年生でよくやったと。(今後も)人を助けるということが頭にあれば、世のためになればいいかなと」
三井さんは、これからも困った人がいたら助けたいと話していました。