介護施設の空きの送迎車活用して外出する高齢者を支援【三重県鈴鹿市】

NHK NEWWEBより

車を運転して外出するのが難しい高齢者を支援しようと、日中は使われていないデイサービスの送迎車を活用し、スーパーマーケットや病院と自宅の間を往復する取り組みが、三重県鈴鹿市で始まりました。

この取り組みは、鈴鹿市の一ノ宮地域の高齢者向けに、市内にあるデイサービス施設と地域づくりに関する協議会が連携して始めたもので、8日はサービスの開始を記念して、この施設で式典が行われました。

サービスでは、日中に使われていないデイサービスの送迎車を活用して、施設の担当者が外出したい高齢者を自宅まで迎えに行きます。車は、それぞれの自宅と、近くの病院やスーパーマーケットの間を結ぶルートを運行し、利用者は使う頻度に応じて年会費を支払うということです。

8日は、早速近くに住む高齢者2人が利用し、スーパーマーケットなどに立ち寄っていました。買い物へ行くために利用した74歳の男性は「何を買うか、妻と電話でやりとりしながら買い物をしました。周りの人にも声をかけたいです」と話していました。

デイサービスセンター「大家族」の渥美大輔社長は「免許を返納したなどの理由で、なかなか買い物に行けず困っている人たちに使ってもらいたい」と話していました。送迎車は、毎週水曜日の午前に予約制で運行されます。

引用元:https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20230208/3070009866.html

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