青森朝日放送より
加齢で心身が衰えるフレイルを予防する取り組みです。高齢者が高校生と一緒に「eスポーツ」に挑戦する交流会が青森市で開かれました。
交流会には、大野元気シニアクラブに所属する70歳から80歳代の会員およそ10人と、東奥学園高校福祉課の生徒4人が参加しました。今回の交流会には、三村知事も参加。
【三村知事】
「駄目だ全然、あ~」
「フレイル」とは、年齢を重ね、体の働きや、社会的なつながりが弱くなり、健康と要介護の中間の状態を指します。交流会は、高齢者が高校生とeスポーツを一緒に楽しむことで、社会的な活動をしながら手足を動かし、頭を使うことで、フレイルを予防することを目的としています。
【高校生】
「初めてこのような体験をしたのですけど、高齢者の方と楽しくできたし、ボウリングもちょっと楽しいので、これからもやってみたいと思いました」
(Q.将来どういうお仕事を?)「介護士です」
【参加者】
「いや~楽しかったよ!そんなに体動かすものでもないし、ポイントだけ覚えれば、どなた様でもできるような気がします。楽しいです、汗も出てきました、運動にもなりますね」
【県健康福祉部高齢福祉保健課 佐藤剛課長】
「eスポーツをやったことで、高齢者の認知機能の一部が向上したと報告もありますので、このような取り組みを今後も検討していきたいと思っています」
青森県が主体となり、高齢者のフレイル予防のためにeスポーツを活用した交流会は、今回が初めてということです。