秋田魁新報より
仙台市や東北福祉大(同市)、NTT東日本などは21日、コンピューターゲームの腕を競う「eスポーツ」が、高齢者の認知症予防につながる可能性があるとする検証結果を公表した。
検証は仙台eスポーツ協会と連携し、今年4月に始めた。60~90代の男女計21人がパズルゲーム「ぷよぷよeスポーツ」やレーシングゲーム「グランツーリスモ」などを体験。認知機能テストや体力測定、アンケートを通じて効果を探った。
複数のことを同時に行う注意分割機能に向上の傾向がみられ、東北福祉大の高橋俊史講師は「ゲームは手を動かしながら画面に注意を払うので効果があった」と分析した。