NHK NewsWebより
75歳以上の後期高齢者医療制度で、年間の保険料の上限額を66万円から80万円にして、一定の年収以上の人の保険料を実質値上げする時期について、厚生労働省は再来年度としていた元の案に与党から批判が出たため修正し、3年後の2025年度までかけて段階的に引き上げる案を示しました。
後期高齢者医療制度をめぐって、厚生労働省は現役世代の負担を抑え、出産育児一時金を増額する財源にも充てるため、75歳以上の人が所得などに応じて支払う保険料の上限額を今の年間66万円から、再来年度・2024年4月に80万円に引き上げる方針を示していました。
対象は全体の4割に上り、与党からは「急激に負担が増えすぎる」などと批判が出ていました。このため厚生労働省は13日、自民党の社会保障に関する委員会に、保険料の上限額を
▽2024年度に73万円、
▽2025年度に80万円と段階的に引き上げる修正案を示しました。
2024年度から保険料が上がるのは年収211万円を超える人たちで、全体のおよそ27%になります。
試算では、2024年度の年間の保険料は
▽年収400万円の人は1万4000円、
▽年収1100万円の人は6万円の負担増になるとしています。
出席した議員からは異論は出なかったということです。厚生労働省は、今後、社会保障審議会にこうした案を示したうえで正式決定することにしています。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221213/k10013921691000.html
年金は減るけど、物価は上がる、負担は増える、税金も増える・・・年寄りの生きづらい日本になっていきますね~