高校生が先生となり、スマートフォンでのオンライン決済など操作方法を高齢者に伝える教室が佐賀市で開かれました。
スマートフォンの使い方を教えているのは、佐賀商業高校の3年生11人です。この教室は、高齢者にスマホのスキルを身につけてもらおうと、情報処理科の授業の一環で生徒たちが企画しました。
16日佐賀市の高木瀬公民館で開かれた教室には、地域の40代から80代の10人が参加し、高校生が、オンライン決済の方法やラインの使い方などを教えていました。
教室は10月から5回にわたり開かれていて、最終回の16日参加者は高校生とオンラインゲームで対戦するなどスマホを使いこなしていました。
【参加者】
「あの、ラインが全然できなくてそれで私困ったんですよ。こんな子どもからスマホを習うなんて夢にも思わなくて、良かったです」
【高校生】
「回を重ねていく中で最後ゲーム体験をするというところまで皆さんスキルアップしていて本当に僕自身もビックリしましたし、本当に開催して良かったなって思いました」
生徒たちは今後も教室を開きたいと話しています。