鹿児島県内を中心にスーパーを展開する大和が軽トラックに食料品などを積み込み、高齢者などの家まで届ける移動スーパーを薩摩川内市などで始めました。
運用が6日から始まったのは、移動スーパーとくし丸プラッセだいわ1号車です。薩摩川内市のプラッセだいわ川内店では、6日、出発式がありました。
とくし丸は、店に行くのが難しい高齢者や体の不自由な人を対象に、生鮮食料品など400品・1200点を積み込み、各家庭へ直接届けるものです。値段は、1品あたり店頭価格に20円追加されます。
すでに薩摩川内市南部といちき串木野市の100人を超える高齢者らの家が対象となっていて、3つのコースをそれぞれ週2回まわります。
食料品を届けるだけでなく、高齢者らの見守りもねらいのひとつとしています。
(大和 藤井忠和専務)「地域の客の食を守る。高齢者が多い中、買い物難民の方たちに食品を提供できてありがたい。玄関先まで行ってピンポンと鳴らして、元気ですか?と確認することまで私たちの役割」
今後、巡回エリアの拡大も検討していて、早ければ来年春には2号車を運用する予定です。
引用元:https://www.mbc.co.jp/news/article/2022100600060023.html