北陸新幹線県内開業を契機に農村部の交流人口拡大を目指そうと福井県が育成、認定する「農遊コンシェルジュ」の坂井地区会員22人が、農業や観光の魅力を発信するガイドマップを作製し、3千部を管内の農産物直売所などに配布した。
「農遊」は、直売所や観光農園など農村を体験するコンテンツをつなげた観光旅行を意味する。県は福井の食文化や農村部を回遊する方法を考える講習を受けた人材を農遊コンシェルジュとして認定している。
坂井地区では、昨年度認定を受けた坂井、あわら両市のコンシェルジュが県坂井農林総合事務所の協力を得てマップを作製した。A3判カラーで栗やイチゴ、野菜の収穫体験をはじめ、地場食材を使った農家カフェや自然体験のメニュー、農産物直売所など各種施設の魅力をPRしている。
季節に合った楽しみ方ができるよう各種催しや収穫体験の時期を年間カレンダーで示し、子どもや女性、シニア向けのモデルコースを紹介。県立大創造農学科の学生からの提案で、ラベンダーやユリ畑、ラッキョウの花などの写真スポットも掲載している。
引用元:https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000030758