グーグル初のスマートウォッチ「Pixel Watch」発表–今秋登場へ

Googleは米国時間5月11日、開発者会議「Google I/O」カンファレンスで、同社初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を先行披露した。

Googleのスマートウォッチソフトウェア「Wear OS」を搭載し、「Fitbit」のヘルスケア、フィットネス機能を備える。

Counterpoint Researchによると、スマートウォッチ市場は2021年、出荷台数が前年比で24%増加した。Googleは、Appleやサムスンが提供するような、スマートフォン、タブレット、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチで構成される完全な製品エコシステムとして「Pixel」ブランドを築き上げるため、新しいPixel Watchを欠かせない要素として捉えている。

Googleは2021年1月にFitbitの買収を完了し、1年以上が経過している。Pixel Watchの開発を率いるのはFitbitのチームだが、Googleのデバイスおよびサービス担当シニアバイスプレジデントRick Osterloh氏によると、Googleが2つの製品ラインを統合する計画はない。

Fitbitの創業者で、Googleのウェアラブル部門を率いるJames Park氏は、Pixel WatchとFitbitの製品シリーズは互いに補完し合うものになると述べている。健康管理機能に加えて、LTEのサポートなどの従来型のスマートウォッチ機能を重視するユーザーはPixel Watchを選択する可能性が高いかもしれないが、フィットネスとバッテリー持続時間を重視するユーザーには「Fitbit Charge」が理想的だろう。

市場調査企業Gartnerのシニア主席アナリストTuong Nguyen氏は、GoogleがPixel Watchのような新しいハードウェア製品を発売する目的は、必ずしも最大限の数を販売することではないと指摘する。

引用元:https://japan.cnet.com/article/35187346/

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