9月18日は世界で初めて組織的に視覚障害者教育が始まった日

江戸時代の全盲の鍼灸師・杉山和一(すぎやま わいち、1610~1694年)検校(けんぎょう:役職名)は、無痛で正確に鍼(はり)を刺すことができる画期的な治療法「管鍼術(かんしんじゅつ)」を考案、視覚障害者に技術を伝えるため私塾を開いた。その私塾が1682年(天和2年)9月18日(旧暦)に幕府公認となったのを機に名称を「鍼治(しんじ)講習所」と改め、ここから組織的な視覚障害教育が始まり、明治時代の盲学校設立後の職業教育につながっていく。この功績を称え、後世へと伝えていくことが目的。

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