能美市は、大手家電メーカーと協力して、一人暮らしの高齢者をインターネット対応の家電で見守る新しいシステムを導入すると発表しました。
このシステムは、空気清浄機やエアコンに搭載された人感センサーを活用します。センサーが反応しない場合や、部屋の温度が異常である場合には、地域の町内会長やかかりつけ医に自動で通知が行く仕組みです。
能美市長の井出敏朗氏は、「医療関係者の協力もあり、このようなシステムが展開できる。目的は、能美市に住む全ての人々が安心して生活できる環境を作ることです」と述べました。
能美市は、今年度中に市内の100世帯でこのシステムの効果を検証する計画です。これは日本で初めての試みとされています。