「eスポーツ」は特に若者の間でその人気が急上昇していますが、岡山県津山市では今度は高齢者の健康増進を目指して、初のeスポーツ体験会が開催されました。
リズムに合わせて太鼓を叩くという、特に人気のあるゲームが高齢者の間でも非常に好評でした。
このeスポーツ体験会は津山市の公会堂で開催され、反射神経や認知機能を向上させることが期待されるeスポーツを高齢者の健康増進の一環として提供することを目指しました。津山高専と市が共同でイベントを実施しました。
初めてeスポーツを体験する高齢者16人がハイスコアを競い合いました。
参加者の一人は、「非常に楽しかった。日常的に使わない脳の部分が活性化されたように感じる」と述べました。
津山高専の3年生、大澤凜太朗さんは、「できるだけ多くの高齢者に、シニアeスポーツの楽しさを体験してもらいたい」と意気込みを語りました。
このシニア向けのeスポーツ体験会は大好評だったため、今後も市内各地で開催する予定であるとのことです。