高齢ドライバーの実車試験制度「運転技能検査」受講者の1割が不合格

FNNプライムオンラインより

去年5月に始まった高齢ドライバーの実車試験制度で、これまでに7万7000人以上が受験し、合格率は、89.6%だったことが分かった。

去年5月に始まった実車試験制度では、過去3年間に、一定の違反歴がある75歳以上のドライバーに対して、免許更新の際に、「運転技能検査」が義務付けられている。信号無視や速度超過など11種類のうち1つでも違反をしたドライバーが対象。「運転技能検査」では、実際に車を運転してもらい、指示された速度で走行しているかや、一時停止、右折・左折などがチェックされる。

警察庁によると、去年12月末までに7万7083人が「運転技能検査」を受け、このうち6万9041人が合格したという。合格率は89.6%となった。都道府県別の合格率は、最も高いのが山梨県で98.5%。最も低いのは島根県で72.1%だった。

「運転技能検査」は、自動車教習所などで受けることができるが、予約をしてから実際に検査を受けるまでの「待ち日数」は平均で33.2日にのぼった。予約をしても、検査を受けるまで、およそ1か月待つ計算となる。

「運転技能検査」は、不合格でも、6ヶ月の更新期限内にあれば、何度でも受けられる。しかし、期限内に合格しない場合、運転免許は失効する。一方、実車試験制度と合わせて、自動ブレーキなどを備えた「安全運転サポート車(サポカー)」限定免許の制度も同時に始まったが、取得した人は、わずか14人にとどまった。

引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/483477

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