一緒にごはん食べましょう。高齢者の孤食防止へ地域食堂で企画【富山県砺波・栴檀野】

総務省の統計によると、「65歳以上人口のうち、単独世帯(一人暮らし)の人口は平成22年の479万1千人から562万6千人(65歳以上人口に占める割合は16.4%から16.8%)まで増加し、高齢者の一人暮らしが増えている。男女別にみると、男性が179万7千人、女性が383万人で、女性が男性の2倍以上となっています。また、65歳以上人口に占める割合は、男性が12.5%、女性が20.1%となっており、65歳以上の男性の8人に1人、65歳以上の女性の5人に1人が一人暮らしとなっている」

これまでの核家族世帯が子供の独立によって残された高齢の親世代が配偶者の死去による独居生活になっていくのが現状なんでしょうね。私の世代でも結婚して独立してから親との同居ってのはなかなか考えが向きませんでした。

独居老人の人たちが個食にならずに一緒に食事ができる取り組みは広がってほしいと思います。

砺波市の栴檀(せんだん)野地区福祉推進協議会は六日、地域の高齢者を集めて食事やゲームを楽しむ「せんだんの地域食堂」を同市宮森新の栴檀野農村振興会館で始めた。年に三回ほど開き、高齢者の孤食防止を目指す。

市内でも高齢化率が高い栴檀野地区で一人暮らし世帯が増えつつある現状に、協議会が「高齢者に元気でいてほしい」と企画した。二〇二一年度に二度、食堂を試行的に開き、ニーズがあったため本年度に始めた。

この日は、地域の高齢者十人が会館に集まり、ゲーム「太鼓の達人」を満喫。その後、住民有志が手作りしたサケのムニエルやギンナンご飯、みそ汁などの昼食を食べながら会話を楽しんだ。四月から一人で食事をしている砺波市池原の坂本庄市さん(75)は「わーわー言いながらの食事は楽しいね」と笑顔を見せた。

協議会の城田栄一会長(73)は「一人暮らしだと閉じこもりがちになってしまう。皆でコミュニケーションを取って、元気に過ごしてほしい」と願った。

中日新聞より(https://www.chunichi.co.jp/article/596135

こども食堂ってのあるんだから、シニア食堂ってのあっていいんじゃないでしょうかね? 近所の人が一緒に食事ができる場所を設けるのはどうかな?

でも、なかなか集まって来ないんでしょうね・・・

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