介護が必要になる手前の「フレイル」と呼ばれる状態になることを防ごうと、青森市で予防を呼び掛ける講座が開かれました。
高齢者が年齢を重ねることで心身の活力が徐々に低下し、介護が必要になる手前の状態「フレイル」は、新型コロナの感染拡大で外出する機会が減ったことで状態が悪化することが懸念され、改めて予防方法が注目されています。青森県が青森市で開催した29日の講座には、60代から80代の約20人が参加しました。
「フレイル」の要因の一つである“筋肉の衰え”を調べる方法として、両手でふくらはぎを持って太さを測る方法が紹介され、親指と人さし指がくっついてしまうと、筋肉が衰えて始めているサインです。講師を務めた管理栄養士は、フレイルを防ぐためには健康な体づくりが欠かせないとして、栄養バランスを考えた食事をとるよう指導していました。
※参加者は「年をとってくれば栄養面もあまり考えずにあるもので(食事を)間に合わせようかなと思ってしまう。やっぱり栄養面がかんがえないといけないと思った」と話します。
青森県は、12月中旬に上北地域で講座を予定しています。
引用元:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/atv/216801