アニメソング界の帝王 水木一郎だゼェェェェェェット!

水木一郎さんは日本が世界に誇るアニメソングの大御所として有名です。令和4年7月26日に公式サイトでリンパ節転移、脳転移を伴う肺がんを患っていたことを発表しました。6月に手術を行い、経過は良好で、現在は徐々に活動を再開しています。今後は、夏以降もライブ・イベントなどのスケジュールが入っているほか、アニソンデビュー50周年の企画も進行中です。今回はみんなから親しみを込めて「アニキ」と呼ばれる水木一郎さんを紹介します。

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世界90カ国以上のウィキペディアに登場する有名人

水木一郎さんは、1948年東京都出身。1968年に歌謡歌手としてデビューしました。その後1971年に「原始少年リュウ」の主題歌をきっかけに活動の場をアニメソングへと移します。以降「マジンガーZ」「バビル2世」「仮面ライダーX」「超電磁ロボ コン・バトラーV」「宇宙海賊キャプテンハーロック」などアニメ、特撮番組の主題歌を数多く発表し「アニメソングの帝王」と評判になります。

自身の持ち歌は1200曲を越え、近年は中国、フランス、シンガポール、タイなど海外でもライブを実施しています。Wikipediaにおいて、世界90カ国以上の国で登場し、もっとも多くの言語で紹介された日本人としても知られています。

挨拶代わりのゼェェェェェェット!

マジンガーZの主題歌は水木一郎さんにとって代表的な曲となっています。最初に録音発売されたオリジナル版は「Z」の部分をそれほど強調していませんでしたが、年月を経るにつれて「ゼェェェェェェット!」とシャウトするようになり、やがてそれは水木一郎さん自身の代表的なフレーズとなっています。

歌手活動のほか、俳優・声優としても活動しています。テレビゲーム「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」ではラスボスの声を演じています。特撮作品に時々出演しており、水木一郎そのままな歌手役で仮面ライダーWに出演しています。

独特のキャラがバラエティ番組などで人気になって、時々ばネタにされています。お笑いバラエティ番組に出演した時は大きな笑いを取りました。言葉の語尾に「○○だゼェェット!」と叫ぶことも人気になっています。

『どうとく』の教材にも登場だゼーット!

2015年4月1日に水木一郎さんは、ツイッターに「『どうとく』の教材に登場だゼーット!」と投稿しました。日本中から「本当?」「マジ?」「エープリルフールかと思った」などと大きな反響がありました。

実は2015年度の小学3年用道徳教材「3年生のどうとく」(文渓堂)に「個性を伸ばす」というテーマで水木一郎さんが紹介されたのです。みずきさんは「子どもたちが何かを考えるきっかけになればうれしい」と当時のインタビューで答えています。

“アニキ”になれる「アニキ★マフラー」

アニソン界の帝王“アニキ”こと水木一郎はヒーローの魂を歌い、ヒーローの魂を問い続けています。そんな水木さんのトレードマークとも言えるあの赤いマフラーがついに「アニキ★マフラー」として商品化されていました。

水木一郎さん公認の「アニキ★マフラー」は長さ69センチ、幅6センチの本格仕様です。首まわりはフリーサイズで、内蔵ワイヤーにより立ち上がりの角度が自由自在に操れます。ワイヤーを内蔵、つまりはどんなに強い風を受けても、どんなに無理な体勢をしていても、ずっと同じ角度が保てるという優れものです。

アニソンデビュー50周年企画が進行中!

肺がんを公表した水木一郎さんですが、報道によりますと「6月に手術を行い、経過は良好です」と説明されています。「音声機能については声帯内注入術を実施するとともに言語聴覚士によるリハビリを実施 運動機能については理学療法士によるリハビリを受けて、歌手活動を続行できるよう、日々、励んでおります」と現状が報告されています。

「この夏以降もライブ・イベントなどのスケジュールが入っているほか、アニソンデビュー50周年の企画も進行中です」とのこと。「以前のようなパフォーマンスを取り戻すことは決して簡単ではありませんが、これからも、この病と向き合いながら、『生涯現役』を目標に活動を続けたいと水木も意欲を見せています。みなさまにはご心配、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。みなさまの思いに報いるよう、全力で治療とリハビリに励んでまいります」と意気込みをつづっています。
ニュース出典元:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202207260000356.html

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