体験記

一般病室に入って

10月10日、一般病室に移りました。6人部屋ですが、窓際のベッドになったため外が見えるし、明るくて快適でした。看護師さんに6階全体の施設と今後の説明を聞きました。

あいにくの雨でしたが、外が見えるベッドで快適です。

明日から朝起きたら体重を計って看護師に教えて下さいねと言われました。体重計はナースステーション横の廊下にあるのを案内時に教えてもらいました。

食事は8時、12時、18時頃にベッドまで持ってきてくれます。患者識別バンドをみて名前、誕生日を確認します。食事が終わったら自分で廊下にある食器回収ワゴンに持っていきます。

毎食後、看護師さんと「なかひろさん、食事食べられましたか?」「完食です!」との会話が交わされました。この頃はまだ食欲も旺盛でした。

担当看護師さんのT嬢が来てくれた時です。
「心臓に雑音があるって言われているけど、聞いたことないんだよね」
「そうなんですか? 聞いてみます?」
聴診器を貸してくれました。

「人や症状によって変わるますけど、心臓の動きに合わせてザーッとかシャーとかの音が聞こえると思いますよ」とT嬢。

聴診器を自分の胸に当ててみると、心音と合わせてジャっと言った感じの音が聞こえます。あぁ、これがその雑音なのね。

「手術で治りますから、頑張りましょね!」
「はい、わかりました」

検査は盛りだくさん

入院2日目、今日は土曜日ですが、入院患者は土曜日にも検査はあります。日曜日は診察、検査ともお休みになります。今日の検査はCT、心電図、心エコー検査、レントゲンとなっています。

検査によって外来の患者さんが診察を受ける外来棟の方に行くこともあります。検査で移動する時は、元気でも車椅子に乗って連れて行ってもらいます。主にヘルパーさんに車椅子を押してもらうのですが、私のように元気で歩けるのに押してもらうのが申し訳ない感じでした。でも連れて行ってもらわないと場所もわからないし、決まりだから仕方ありません。

受付を済ませて検査室(例えば、レントゲン室)の前で名前を呼ばれるのを待ちます。この時にはヘルパーさんは帰ってしまいます。検査が終わると診察してくれた先生が病棟に「なかひろさん検査終わったのでお迎えお願いします」と連絡してくれます。

ヘルパーさんが来るまで検査室前で待ちます。暇だったんで車椅子の操作を練習してました。迎えに来てくれた女性ヘルパーのFちゃんが「上手ですね」と褒めてくれました。

検査の行き帰りはヘルパーさんとお話をしていました。今日の若手のFちゃんは、勤め始めた時、最初に言われたのが「ちゃんと場所を覚えてね」だそうです。送り迎えで違う病棟に行くのに地下通路なども通るので道がわからなくなるそうです。

新人の頃は、よく迷子になって困りましたと言ってました。確かに大きな病院だから迷子になりますよね。一人で行くのは無理ですね。入院中はいつもヘルパーさんに連れて行ってもらって助かりました。ありがとうございます。