暑い・・・今日は東京で37度まで気温が上がると言われてます。
今日のクリニックはワクチン接種の方も多く混んでいます。
今日は血液検査、ABI、頸動脈エコーの検査があります。
名前を呼ばれてまずは血液検査です。
続いて、体重と血圧測定。最近の様子を看護師さんが聞いてきます。
「ちょっと痩せました? 先月より体重落ちてますね」
「ウォーキングの後にちょっと筋トレ始めたからかな?」
「筋トレ?」
「と言っても、Youtube見ながらモソモソ動いているだけですけど・・・」
「それの効果かな? 体調は悪くない? 食欲は?」
「体調悪くないです。食欲あります」
「じゃ、大丈夫ですね」
ちょっと移動して、頸動脈エコーの検査です。
頸動脈エコー検査は、超音波が頸動脈(大動脈から頭部へ血液を送る血管)まで届き、反射した波(反射波)から動脈硬化の程度を調べる検査です。
エコーゼリーを首に塗り、プローブと呼ばれるこぶしほどの大きさの医療機器を当てながら動かしていきます。プローブを通してモニターに頸動脈が映し出されるので映像を確認しながら動脈硬化の程度を測定します。
EPARK人間ドック https://www.docknet.jp/media/medical-checkup-23/
頸動脈エコーによって断層撮影した画像によって、血管壁の厚さと血管の内側の状態がわかるそうです。具体的には、動脈硬化によって厚くなった血管壁やこびりついたプラーク(脂肪などの線維など)や血栓などを確認することができます。
引き続きABI検査を行います。
ABIとは足首と上腕の血圧の比のことで、動脈の狭窄や閉塞を評価する指標です。
上尾総合中央病院 https://www.ach.or.jp/guide/inspection/abi.html
健常人では足首の血圧は上腕の血圧よりやや高くなっていますが、下肢血管の動脈に狭窄や閉塞があると、その部分の血流が悪くなり血圧は低くなります。 このことから上腕と足首の血圧を同時に測定することで血管の狭窄の程度がわかります。
「この機材だと、血管年齢が表示されます」
「へぇ、そうなの? 後で教えてね」
などと話しながら両足首、両上腕に機材を付けてもらって横たわります。
10分程度で検査終了。
血管年齢は50代前半とのこと。
ほう、いいんじゃないですか?
続いて先生の診察です。今日は女子医大から来ている先生です。
頸動脈エコーの結果、ちょっとプラークのある箇所が見受けられるとのこと。すぐさま何かしなくてはいけないことじゃないとの事で一安心です。
「プラークがひどくなるとどうなるんです?」
「脳血管外科ね。脳梗塞とかの恐れがあるから」
いや、もう入院はいいので気をつけて生活します。
食事、運動、生活習慣に気をつけていれば大丈夫とのこと、10月は女子医大で心エコー検査もあるのでそれまでは薬を続けて服用です。
6月頃によくあった立ちくらみですが、朝・夕食後に服用していたニトロールRカプセル20mgをやめた効果がでたのか、ほとんど無くなりました。