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スマホを使った高齢者向け見守り、キャラクター使い対話意欲向上【四條畷市】

大阪府四條畷市と奈良先端科学技術大学院大学は、高齢者の健康づくり及び介護予防を目指して、スマートフォンのアプリを使い日常的な見守り・ヘルスケアを行う実証実験とスマホ使い方教室を実施し、その報告書をまとめた。

実証実験参加者からは「出来れば続けてほしい」「非常に良い機会になった」といったスマホによる対話意欲の向上がうかがえる意見や感想が寄せられた。

四條畷市は2019年度をスマートシティ元年と位置付け、AI・IoT(あらゆるものをネットでつなぐ)技術を活用し、地域の課題解消を進めている。奈良先端大からスマホを用いた高齢者向け見守り・ヘルスケアの実証実験とスマホ使い方教室の提案があり、連携して実証実験を行うことにした。

実証実験は四條畷市立老人福祉センター「楠風荘」で実施し、近隣で暮らすスマホ所有者を対象とした。実施期間は2022年2月1日から3月25日。参加者の年齢は66歳から89歳で、平均年齢は76歳だった。ポスターで参加を募り、奈良先端大から対象者へ研究の目的・方法などを説明し、趣旨に同意した人を参加者とした。

見守り・ヘルスケアは、LINE上で友だちとなった「ぐうちゃん」と参加者が対話方式で進める。ぐうちゃんが質問を投げかけ、参加者が4つの選択肢で答えていく。キャラクターを使うのは、社会的孤立者や高齢者などの見守りや自立支援、ヘルスケアを目的とした生活パートナーとしての利用が期待できるからと奈良先端大は考えている。

ぐうちゃんの問いかけに対して、参加者が文字を入力して対話を進めていく。 こうした対話を進めるのと並行して、奈良先端大から先生が楠風荘に来所した時にスマホ操作などの困りごとについて個別相談できる「スマートフォン使い方教室」を合計24回開催した。延べ参加人数は103人だった。

実証実験の参加者からは「コンピューターも習いたい」「こういう機会があるのが良い。利用範囲が広がった」といったスマホ・リテラシーの向上がうかがえるコメントのほか、「先生話しやすい、気さくで、上目線でないから大好き」といったスマホ使い方教室の先生に対する好意的な感想もあった。

スマホ使い方教室を複数回開催したことから講師への親近感を持つ人が多かったため、四條畷市は今後も機会があれば関係者と連携しスマホ使い方教室を実施していきたいとしている。

引用元:https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/063002480/

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