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オーダーメードの体操提案、高齢者団体に専門職派遣【和歌山県串本】

和歌山県の串本町地域包括支援センターが、町内の高齢者団体を対象に、リハビリテーション専門職を派遣する事業に力を入れている。

参加者は初回に体力などを測定し、約1カ月後の2回目には、測定結果に基づいて1人ずつ「オーダーメード」された体操メニューを提案してもらう。

センターは「いつまでも地域で元気に暮らすためのヒントを得てほしい」と事業の利用を呼びかけている。理学療法士や言語聴覚士といったリハビリの専門職を地域などに派遣することにより、介護予防の取り組みを強化する地域リハビリテーション活動支援事業。

事業自体は以前からあったが、センターでは2021年度から、まず初めに握力や立ち座り、歩行速度といった体力測定の他、筋肉量やタンパク質量などが分かるインボディ測定を実施。

2回目にその結果を説明し、それぞれの現状に応じた体操メニューを提案するという取り組みを開始した。昨年度は7グループ約80人がこの事業を利用したという。

5月下旬に姫老人憩の家で開かれた初回には、センターや町福祉課の職員のほか、リハビリ専門職である理学療法士と言語聴覚士が訪れ、サロンのメンバー16人が運動機能や発声による口腔機能のテストなどに取り組んだ。

サロンの山本珠美代表は「皆さんお元気だが、年を取って足腰が弱ってきているという方もいらっしゃるので事業に参加させてもらった。これからも元気で過ごすため、改めて自分を見直すきっかけになれば」と話し、参加した中村利恵子さんも「テストはドキドキするが、結果を生かしたい」と話した。

センターの中まどか保健師は「客観的に自分のことを知り、正しい対策について先生に聞くことができるのがこの事業のメリット。皆さんが健康を保つきっけかになればと思っており、ぜひ気軽に問い合わせて活用していただけたら」と話している。

引用元:https://www.agara.co.jp/article/204935