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高齢者 買い物リハビリ 小松ソフィア病院 導入試験【石川】

楽に買い物しながら楽しくリハビリを−。小松ソフィア病院(小松市沖町)は、足腰の不自由な高齢者を対象に、買い物支援とリハビリを組み合わせたサービス「ショッピングリハビリ」を今夏に導入する。作業療法士が付き添い、ショッピングカートと歩行器を組み合わせた「楽々カート」を使った買い物を通じて、高齢者の健康維持や閉じこもりの解消につなげる狙いだ。

楽々カートを開発した「ショッピングリハビリカンパニー」(島根県)が取り組むサービスで、介護事業者や商業施設が同社とパートナー契約を結び、全国で展開するリハビリプログラム。同社が病院と契約するのは初めてという。小松ソフィア病院は、イオンモール新小松内に相談所「ソフィアテラス」を設けており、同モール内でリハビリを行う。

二日にあった試験運用では、能美市の山本邦子さん(77)がモニターとして参加した。山本さんは昨年十二月、階段から落ちて腰骨を折る大けがを負い、同病院に入院。退院した現在も訪問リハビリを続けている。自力で歩けるようになったが、長時間の歩行は難しく足にしびれが残るという。入院時から担当してきた作業療法士の大村衡史さん(43)が付き添い、孫で大学四年生の佳奈さん(21)も同行して買い物に臨んだ。

山本さんは、高さが調節できるカートの支持台に肘を乗せ、ゆっくりとした歩みで、佳奈さんと夕飯の相談などをしながら約四十分の買い物を満喫。大村さんが「ちょっと休憩して、腰を伸ばしてみましょうか」などと声を掛ける場面もあった。体験後、山本さんは「カートに体重を預けられて楽だった。最近は台所にも立てるようになったので、今日は何を作ろうかと考えながら楽しい買い物ができた」と笑顔で振り返った。お金の計算や店員との会話で認知機能の改善にもつながるという。

同病院は今後、試験運用を重ね、送迎サービスや料金など本格実施に向けて詳細を固める。同病院を運営する医療法人社団愛康会の服部香里本部長は「実生活に即したリハビリは、身も心も元気になる。興味があればぜひ体感してほしい」と呼び掛ける。(問)小松ソフィア病院0761(22)0751

引用元:https://www.chunichi.co.jp/article/486681?rct=k_ishikawa

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