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静岡県内の65歳以上の免許返納の件数は、高齢者による事故の増加を受けてか2019年に免許返納の件数は2万件を超えますが、近年ではまた下がりつつあります。

静岡県では免許を自主返納した人を対象にタクシー運賃の1割値引きを実施していますが、なかなか車を手放せない現状もあるようです。免許返納後の高齢者の移動救う一手としても期待されています。

先週金曜日(6月3日)と土曜日の2日間、静岡市の青葉イベント広場では、「タク放題」の説明会が開かれました。静岡市のタクシー会社などで構成される「静岡TaaS(タース)」が7月からの半年間、実証実験として始める「タク放題」 平日の午前10時から午後5時まで静岡市葵区のおよそ3キロのエリア内であれば、月に何回乗っても定額というサービスです。

金額は65歳以上は月額8000円、64歳以下は10000円で、利用できます。

<静岡市葵区在住70代女性> 「車を手放したので、タクシーを利用出来たらなと思います。70歳過ぎたから運転は」 平日限定の乗り放題とあって、主なターゲットは高齢者です。

静岡市葵区に住む80代のこちらの女性は「タク放題」をその場で契約しました。<80代女性> 「夫の介護が終わって、今度は自分が少し外に出たいなとおもっていた。私はこういうの望んでいた」

こちらの女性、この日、市街地に出るにも息子の車で送ってもらったといい、家族の支えがなくても好きな場所に移動できるこのサービスを待ち望んでいたといいます。

一方、「タク放題」は、タクシー業界の救済にも繋がることが期待されています。

<静岡ひかりタクシー 泉真 常務> 「お客様からのお仕事を待っている車になります。この時間ですと、大気の車がずらっと並んでいるような状況。多い時だと4,5台止まるまっているような状態です」

「タク放題」に加盟する静岡ひかりタクシーによると、タクシー需要のピークは朝と夜。 昼間は需要が減り、待機の車をどう減らすかが課題となっていました。

タクシー運賃は、国の認可を受ける必要があり、勝手に金額を変えることは認められていませんが、今回の「タク放題」は旅行業の免許を持つ静岡TaaSがタクシーを仕入れ、「募集型企画旅行」の商品として販売する事で実証実験にこぎつけました。

引用元:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbs/63806