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高齢者の生活の困り事「おたがいさん」 住民が有償ボランティア【佐賀県佐賀市】

高齢者の生活の困り事に地域の有償ボランティアが対応する取り組み「町分(まちぶん)おたがいさん」が16日、佐賀市久保泉町の町分地区で始まった。ごみ出しや除草作業などを担い、住民同士の支え合いを通じて住みにくさの解消につなげる。

65歳以上の割合を示す高齢化率は同市全体が28%に対し、久保泉校区は38%に上る。昨年8月、町分地区のお年寄りが集まる長寿会で「生活の中での困り事」に関するアンケートを取った際に困り事を抱える回答が多かったのを受け、解決できる方法について会員を含む住民有志で検討した。

地区の高齢者120人への聞き取り調査からニーズを把握し、大分、福岡両県のボランティア団体の視察などを通じて有償ボランティアを取り入れた。

電球の交換、話し相手・見守り、ごみ出し、除草作業の四つのメニューを用意し、その他の相談にも応じる。依頼者は1枚当たり250円のチケットを購入し、ボランティア1人に30分手伝ってもらうごとに1枚渡す。4月にボランティアを募る住民向けの説明会を開き、50~80代の37人がサポーター登録をした。

16日に地区の公民館で発会式が行われ、横地幹夫代表(78)は「生活困難者が増えている実情があり、住民同士が得意なことを生かして困っている人のお手伝いができる仕組みをつくった。これから課題もあると思うが、皆で乗り越えていきたい」と述べた。

式の後、初回の活動があった。小川千鶴子さん(77)の自宅では、サポーター2人が庭の除草作業を30分間行った。小川さんは「マムシがいると聞いた場所は怖くて草むしりができずじまいだった。おかげで助かりました」と喜んでいた。

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