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【大阪府警】高齢者詐欺防いだ2人に感謝状

大阪府茨木市のコンビニエンスストアで高齢者の詐欺被害を未然に防いだとして、府警茨木署は18日、20代の店員2人に感謝状を贈りました。

感謝状が贈られたのは、それぞれ大阪府茨木市内のコンビニエンスストアに勤務する大学生の岡田晴樹さん(21)とパート店員の長戸愛咲さん(26)です。

岡田さんは3月25日、70代の男性客が4万円のプリペイドカードを購入した1時間後、さらに8万円分を購入しようとしたことを不審に思い、「詐欺かもしれないので警察に連絡した方が良いと思います」と声をかけました。

男性客は自宅でインターネットを利用していた際、「ウイルスに感染した」という画面が突然表示され、記載された連絡先に電話を掛けたところ、「ウイルスを取り除くにはプリペイドカードの購入が必要だ」と指示されていました。

岡田さんは、警察官を目指していて「人のためになることの喜びを身近に感じられたことは良い経験でした。将来は警察官になってみんなの生活を守っていきたいです」と話していました。

一方、パート店員の長戸さんは4月1日、80代の夫婦が携帯電話で通話しながら店内のATMを操作している様子を見て「詐欺かもしれない」と感じ、操作を止めるよう声をかけました。

この夫婦は、市役所職員を名乗る男から「高額医療費の還付金がある」と自宅に電話があり、ATMで言葉巧みに高額の振り込みをさせられようとしていました。同じ時間、店には不審な男からのクレームの電話が長時間続いていて、店員に被害者への声掛けをさせないための犯行グループによる細工だったとみられます。

長戸さんは「警察から『高齢者が電話をしながらATMに行ったら気を付けて見ておいて下さい』と注意喚起されていました。その言葉が頭の中にあったため、これは詐欺だと勘づいて声をかけました」と話していました。

大阪府警茨木署が今月17日までに認知した今年の特殊詐欺の被害件数は12件(前年比3倍)と深刻な状況が続いていて、小松孝史署長は、岡田さんと長戸さんに「お二人の活躍を同僚の店員にもしっかりと伝えてもらうようにお願いしたい」と話していました。

引用元:https://www.ytv.co.jp/press/kansai/143930.html