インターネット記事

乳幼児から高齢者まで在宅療養支援 デイケア施設きょう開所【三重】

医療的ケアを必要とする乳幼児から高齢者に向けたデイケア施設「ナーシングホーム・マリモ」が18日、三重県伊勢市小俣町相合に開所する。幅広い年齢層の中重度在宅療養者と家族を支える。

人工呼吸器やたんの吸引など、日常的な医療的ケアを必要とする子どもや重症心身障害者、重い認知症患者、末期がん患者などの在宅療養者が対象。看護師、理学療法士、言語聴覚士、介護職員など多様なスタッフを配置し、生活上の支援やリハビリなど一人一人に合わせた「オーダーメードケア」を行う。児童発達支援や生活介護なども対応。利用定員は1日12人。乳幼児から高齢者までを受け入れる施設は、伊勢志摩地域ではこれまでになく、県内でも数少ないという。

同地区で2012年から、訪問看護ステーションを運営してきた「ジュネラス」(名古屋市)が開設。10年間、地域でサービスを提供する中で「医療的ケアが必要な子どもを安心して預けられる施設があったらいい」との声を受け、同施設を立ち上げた。

新施設は2階建て、延床面積約580平方メートル。1階がデイケア施設で、静養室(個室)や食堂、訓練、作業室、畳スペースなどを備えた。2階には、これまでの訪問看護ステーションを移転し併設した。

施設管理者で訪問看護認定看護師の岡田まりさん(53)は、医療的ケア児の親たちは、つきっきりで睡眠時間が取れなかったり、働くことができなかったりと悩みを抱え、孤独になりがちだという。「利用者家族の息抜きや交流、支援の場にもしていきたい。病気や障害があっても『当たり前の生活を実現』するため、伴走者となって支えていきたい」と話した。

引用元:https://www.isenp.co.jp/2022/04/18/74187/