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高齢者が大学生に学資融資 椙山女学園大生の提案が優秀賞 愛知

椙山女学園大学の学生3人が考えた提案が、金融経済分野の小論文・プレゼンテーションのコンテスト「日銀グランプリ」で優秀賞に輝いた。提案したのは、いずれも現代マネジメント学部3年の古橋実可子さん、永田千夏さん、森田早紀さん。

既存の教育ローンや奨学金制度の課題を調べ、クラウドファンディングを参考にして投資や運用の方法をまとめた。

「教育投資信託(EIT)による老後資金の運用で世代間の交流を図る」提案は、老後資金の安全な投資先を求めている高齢者向けの金融商品として資金を集め、低金利の教育ローンとして大学生本人に融資することで運用を図る仕組みだ。

大学生は、社会人になったら返済義務を負う教育ローンだと自覚でき、将来設計が立てやすくなる。高齢者は、預貯金よりも有利な運用が可能になり、低リスクで社会貢献になる投資先を確保できる。

永田さんは「私自身クレジットカードをつくったときに失敗した経験があり、身近な金融・経済の知識が乏しいことに気づいた。学生自身が借りて返済義務を負う教育投資信託は、金融の実物教育にもつながり、将来の経済設計をするきっかけになるはず」という。

水野准教授は「今の奨学金は実質的には教育ローン。返済しなければいけないのに、その認識が十分でない大学生が多い。高校では教えてくれないし、実践的な金融教育の場がないという問題意識が出発点になった」と振り返る。

教育投資信託の提案は、日銀グランプリに参加した全国122チームの中から上位5チームに残り、昨年11月に日銀本店であった決勝でプレゼンした結果、優秀賞に選ばれた。

森田さんは「ほかの大学の過去の発表を分析し、わかりやすく説得力があるプレゼンをめざした。教育投資信託の提案をまとめたことで、ニュースに出てくる経済や金融の言葉をきちんと理解できるようになり、興味が持てるようになった」と話した。

引用元:https://www.asahi.com/articles/ASQ3S6V2KQ3HOIPE01H.html