都内では高齢者の新型コロナウイルス感染が拡大している。訪問診療をしている新宿ヒロクリニック(東京都新宿区)の英裕雄院長(61)に、感染した場合の命を守る方法を聞いた。
Q 高齢者はすぐに入院できるのか。
A 第6波の当初は症状が軽くても、大事を取って入院できる高齢者が多かった。しかし2月に入り、命に関わるような症状でないとすぐに入院できず、自宅療養せざるを得ない事例が出てきている。
Q 自宅療養中の体調管理はどうしたらいいのか。
A パルスオキシメーターで酸素飽和度を測定できるが、使い方が分からない高齢者も多い。むしろ自分の体調の変化にいち早く気付くことが大事になる。
Q どんな症状が出たら危険な兆候なのか。
A ひどい咳やのどの痛み、息切れ、高熱などがあれば、すぐにかかりつけ医や保健所に連絡するべきだ。
Q コロナにかかる前にしておくことは。
A 普段の体温や体重を把握しておくといい。動悸どうきがある人は血糖値や血圧も確認して。水分や栄養補給のため、ペットボトルの水や経口補水液、ゼリーなどを備蓄すると役立つ。
引用元:https://www.tokyo-np.co.jp/article/161478
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