MENU

【野球やろうぜ!】東京に室内練習場を作った少年野球元指導者の危機感

最寄駅から徒歩7分の好立地に、都内では珍しい硬式も使える室内野球練習場がある。中学硬式野球の全日本コーチも務めた施設責任者は少年野球を取り巻く環境の変化に危機感を持ち、現状を変えようとしている。

室内練習場「オードヴィーボールパーク」は東京都江東区の倉庫が立ち並ぶ一角にある。 施設の責任者を務める緒方将介GMが、アクセスを重視した理由を説明する。

「少なくとも中学生以上の子どもたちが保護者の送迎なしに来られる場所にしたい思いがありました。野球ができる土手は車がないと行けなかったり、自転車は危なくて禁止されたり、子どもたちだけで野球ができる場所は都心にほとんどありませんから」

1年半ほど前にオープンした「オードヴィーボールパーク」は、都内では珍しい硬式も使える室内練習場だ。マシン打撃ができる3か所のレーンに加えて、手投げ打撃レーンとティー打撃スペースがある。

緒方氏は思う存分にバットを振る子どもたちをうれしそうに眺めている。現在51歳の緒方氏は野球とともに歳を重ねてきた。子どもの頃は近所の公園で友達と野球をして、家に帰ればプロ野球のナイターをテレビ観戦。

2年前までは、全国大会常連の首都圏にある中学生硬式野球チームの監督だった。2016年から3年間は、全日本シニアのコーチも務めている。

「この10年くらいで野球の環境は大きく変わりました。都内でキャッチボールができる公園は、ほとんどありません。子どもたちは、どこで野球をやればいいのか。野球は大人がいないとできないスポーツになってしまいました」

東京都豊島区で生まれ育った緒方氏が子どもの頃は、近くに野球ができる公園や空き地があるのは当たり前だった。学校が終わったら友達と待ち合わせて、暗くなるまで白球を追う。

ところが今は、公園の入口に「キャッチボール禁止」の看板。はやる気持ちを抑えるようにバットを手にして「オードヴィーボールパーク」の近くで営業開始時間を待っている子どもたちが、警察に通報されることさえあったという。

緒方氏は「昔も今も、子どもが野球をやりたい気持ちは同じだと思います。でも、今は野球をやりたくても、子どもたちの力だけではどうにもならないんです」と声を落とす。緒方氏は、子どもたちに野球以外の選択肢が増えたこと自体は歓迎している。

「子どもは変わっていません。変えたのは大人なんです。全ての子どもたちに野球を好きになってもらいたい、みんなに野球をやってもらいたいとは考えていません。野球好きの子どもたちを大好きにしたいと思っています」

引用元:https://full-count.jp/2022/02/15/post1184742/

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次