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【宮崎】千客万来! 認知症高齢者の惣菜店 福祉士が開店、接客で張りを #高齢者

認知症の高齢者が接客する総菜店「めじろぢゃ屋」が2021年11月、宮崎市丸山2のマンション1室にオープンした。住民と交流する場を作ろうと介護福祉士の女性が立ち上げたところ、口コミで評判が広まり、売り切れる日が続いている。

店主は約5キロ離れた同市新栄町にある介護施設「新栄ひばり」の施設長、生嶋暁美さん。 生嶋さんによると、新栄ひばりを利用する高齢者は全員が認知症で、一日中座ってテレビを見るなどしていることが多く、もっと有意義な過ごし方をしてもらえないかと頭を悩ませてきたという。

作業の一環として総菜に使う野菜を新栄ひばりで切ってもらったり、2人ほどはめじろぢゃ屋で接客をしてもらったり。総菜が売れ残っても施設の夕食で提供でき、「フードロス」を生まない仕組みにもつながった。今は新型コロナウイルス感染拡大で施設利用者の接客は停止中だが、収束すれば復活させる。

生嶋さん自身、共働きで家族の3食分の食事を手作りする余裕がなく、長年地元の総菜屋でおかずを買い求めてきた。21年8月、以前レストランとして使われていたマンション1階の空き部屋の持ち主から「地域に貢献する使い方をしてくれる人を探している」との話を耳にし、思いを伝えた。

銀行から借金し、調理器具をそろえ業者に任せず内装も。11月7日の開店にこぎ着けた。 総菜は日替わりで約20種類、計150パックほどを販売。 生嶋さんは「食を通じて会話が弾む。地域の人の居場所作り。光を見いだそうとしているひきこもりの人もいる。コロナが収束すれば店の利用可能性がいろいろ出てくる」。

全国では東京都町田市の洗車サービスや、愛知県岡崎市の「注文をまちがえる料理店」など、認知症高齢者が関わる仕事は各地で行われているという。公益社団法人「認知症の人と家族の会」の鈴木森夫・代表理事はめじろぢゃ屋について「認知症になると何もできなくなるというイメージがまだ強いが、できることはいっぱい残っていて、役に立ちたい思いを実現する意味で非常に良い試み。市民と触れ合う中で認知症への理解が広まることを期待したい」と話している。

引用元:https://mainichi.jp/articles/20220207/k00/00m/040/344000c

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