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【静岡県袋井市】高齢者を「金の卵」に 袋井・森地域の人材センター

袋井市、森町の六十歳以上の四百七十人が加入する「袋井・森地域シルバー人材センター」(袋井市久能、永田進理事長)が、会員のスキルに合わせた新規就業先の開拓を進めている。市も職員をセンターに派遣するなどして高齢者雇用の促進を支援する。

受注はこれまで草刈りや樹木の剪定(せんてい)がほとんどだったが、デスクワークや軽作業など会員が現役時代に培った経験を生かせる新たな職種の受託に向け、ダイレクトメールや企業訪問などによるPR活動に努める。

同センターによると、二〇二〇年度の請負・委託の受注件数は三千四百五十五件で、そのうち約97%が草刈り・樹木の剪定だったという。近年、総務や経理事務に携わってきた人やパソコン、英会話などさまざまな技能を持つ人が入会を希望しており、事務系職種を中心にシニア世代が就業可能な業務の開拓に取り組んでいる。

二一年度には新型コロナウイルスワクチン集団接種の受け付け案内業務に六人が就業。総選挙などの期日前投票の立会人を計二十二人が務めるなど、成果が少しずつ出始めている。寺田志郎事務局長は「今後は会員のスキルアップとともに、事務系、専門分野などにも職種を広げ、会員の確保、就業拡大につなげていきたい」と話している。

引用元:https://www.chunichi.co.jp/article/410731